衆議院議員7期を務め、現外務大臣で次期首相にふさわしいかという共同通信の世論調査で第3位の自民党所属上川陽子さん。
一部のネットでは上川陽子さんが右翼のドンとして知られている笹川良一さんと鼻の形が似ていて実の娘であるという情報がありました。
そこで今回は上川陽子さんと笹川良一さんの経歴と上川陽子さんの父親が笹川良一さんである噂の真相について紹介していきます。
上川陽子外務大臣は笹川良一の実の娘？
上川陽子さんが笹川良一さんの実の娘である噂については作家の副島隆彦さんがこのように書かれています。
この上川陽子は、おそらく あの日本右翼の巨頭で、フィクサー（黒幕）であった笹川良一（ささがわりょういち。１９９５年に９６歳で死 ）の実の娘である。
副島隆彦の学問道場2024.3.20投稿より引用
この噂（うわさ、rumor ）を私は１０年ぐらい前から聞いていた。
更に副島隆彦さんはこの記事を3月31日に加筆してこのように書かれています。
教えてくれる人からの情報提供が有った。上川陽子の母親は、宮川鎮江（みやかわしずえ）という女性で、笹川良一と結婚して、 笹川鎮江 になった。ということは、上川陽子は、準正嫡出子（じゅんせいちゃくしゅつし）となった。
副島隆彦の学問道場2024.3.20投稿より引用
上川陽子さんの父親が笹川良一さんであるという公になっている情報はありませんでした。
父である笹川良一に似ている？
上川陽子さんと父親と噂されている笹川良一さんが似ているいわれていますが本当なのでしょうか？
二人の写真を見比べたいと思います。
なんとなく目元と鼻が似ているようにもみえます。
鼻の形が遺伝するのか調べてみました。
遺伝学的に、鼻の形状は両親から子供に伝えられる特性であり、遺伝子によって制御されます。
ミネルバクリニック 2023.11.7コラムより引用
このことから上川陽子さんが笹川良一さんの実の娘のように似ているとも言えそうです。
上川陽子外務大臣と笹川良一はどんな人
上川陽子さんの選挙区は静岡1区で7回の当選経歴を持つ衆議院議員で様々な役職を歴任し2023年に外務大臣に就任しました。
一方の笹川良一さんは財団法人日本船舶振興会(のちの公益財団法人日本財団)を創設し1996年になくなっています。
2人について詳しく紹介していきます。
上川陽子外務大臣とは
上川陽子さんは1953年に静岡県静岡市に生まれました。
上川陽子さんの家族構成夫・娘2人・孫一人・両親です。
上川陽子さんは1977年に三菱総合研究所に入所し、研究員を務め1986年にハーバード大学に留学していました。
上川陽子さんが留学できた裏には旦那さんの理解があったことがわかる公式ホームページに載っていたインタビューがありました。(現在は削除されています。)
・だんなさまは、お仕事は何をしていらっしゃるんですか。
きらりの部屋 2024.3.28より引用
銀行に勤めています。周りの人には働く奥さんなんていない。「上川さんは奥さんを働かせている」なんて、たぶん言われていたと思うんです。私には直接言わないけど。15年も前の話です。だけど、そういう中傷もあったかもしれないけど、主人は主人で、女性も社会の中で自分の持ち味を生かす世界を持つべきだという考え方で協力してくれました。私たちは家庭の問題は夫婦2人で納得すればいいことだし、ひとの家庭のことはうんぬんすべきじゃないと考え、そのように行動してきたのだけど、実際に女性が働くということに対しては、今でも周囲の人たちがいろんなことを言うんでしょうね。でもそこが乗り越えなくちゃいけない壁ね。
1996年に”アメリカ留学時代に海外から日本を眺め、改革の必要性を痛感したこと。”から第41回衆議院議員総選挙に初出馬しましたが、落選してしまいました。
2000年に第42回衆議院議員総選挙に再出馬し見事初当選しました。
その後の経歴については下記にまとめました。
・2003年 第43回衆議院議員総選挙当選（比例区）
・2005年 第44回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2005年 総務大臣政務官就任（第3次小泉改造内閣）
・2006年 自由民主党政務調査会副会長就任
・2007年 内閣府特命担当大臣就任（少子化対策、男女共同参画、食育、青少年育成）（第1次安倍改造内閣）
・2008年 初代公文書管理担当大臣就任（福田内閣）
・2012年 第46回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2013年 総務副大臣就任（第2次安倍内閣）
・2014年 衆議院厚生労働委員会委員長
・2014年 法務大臣就任（第2次安倍改造内閣）
・2014年 第47回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2014年 法務大臣就任（第3次安倍内閣）
・2015年 自由民主党女性活躍推進本部長
・2015年 自由民主党憲法改正推進本部事務局長
・2016年 自由民主党司法制度調査会長
・2017年 衆議院文部科学委員会筆頭理事
・2017年 法務大臣就任（第3次安倍第3次改造内閣）
・2017年 第48回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2017年 法務大臣就任（第4次安倍内閣）
・2018年 自由民主党一億総活躍推進本部長
・2018年 自由民主党司法制度調査会長
・2020年 法務大臣就任（菅内閣）
・2021年 第49回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2023年 外務大臣（第2次岸田第2次改造内閣）
笹川良一とは
笹川良一さんは1899年に現在の大阪府箕面市に生まれました。
1931年に国枠大衆党を結成し個人よりも国のことを大事にするという考え方のファシズムの浸透に注力しましたが、太平洋戦争には否定的でした。
第二次世界大戦後は、連合国によりA級戦犯容疑者の指定を受け、拘置所に収監されましたが、不起訴になり釈放されました。
拘置所で手にしたアメリカの情報誌からモーターボート競走に興味を持ち、1951年に制定されたモーターボート競走法を立案しました。
1952年に社団法人全国モーターボート競走会連合会の設立に関与し、会長に就任しました。
1962年に競艇の収益を活用する受け皿組織として、財団法人日本船舶振興会(2011年に公益財団法人日本財団に改称)を創設し、会長などを務めました。
財団法人日本船舶振興会の活動により社会奉仕活動家と知られ、振興会の支援を通じて福祉・国際援助活動、各種武道・スポーツ団体への協力などさまざまな慈善事業を推し進めました。
かつてギネスブックに「慈善寄付金の最高記録」の項目に日本船舶振興会会長として総額4057億3290万7012円の寄付を行ったと認定されました。
まとめ
上川陽子さんと笹川良一さんについて紹介してきました。
・笹川さんが娘である噂は10年前からある。
・ある情報では母親は宮川鎮江で準正嫡出子
・公には親子関係の情報はない
・1953年静岡県静岡市生まれ
・家族構成は夫・娘2人・孫一人・両親
・1977年三菱総合研究所に入所
・1986年ハーバード大学に留学
・1996年初出馬し落選
・2000年再出馬し当選
・2003年 第43回衆議院議員総選挙当選（比例区）
・2005年 第44回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2005年 総務大臣政務官就任（第3次小泉改造内閣）
・2006年 自由民主党政務調査会副会長就任
・2007年 内閣府特命担当大臣就任（少子化対策、男女共同参画、食育、青少年育成）（第1次安倍改造内閣）
・2008年 初代公文書管理担当大臣就任（福田内閣）
・2012年 第46回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2013年 総務副大臣就任（第2次安倍内閣）
・2014年 衆議院厚生労働委員会委員長
・2014年 法務大臣就任（第2次安倍改造内閣）
・2014年 第47回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2014年 法務大臣就任（第3次安倍内閣）
・2015年 自由民主党女性活躍推進本部長
・2015年 自由民主党憲法改正推進本部事務局長
・2016年 自由民主党司法制度調査会長
・2017年 衆議院文部科学委員会筆頭理事
・2017年 法務大臣就任（第3次安倍第3次改造内閣）
・2017年 第48回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2017年 法務大臣就任（第4次安倍内閣）
・2018年 自由民主党一億総活躍推進本部長
・2018年 自由民主党司法制度調査会長
・2020年 法務大臣就任（菅内閣）
・2021年 第49回衆議院議員総選挙当選（静岡1区）
・2023年 外務大臣（第2次岸田第2次改造内閣）
・1899年現在の大阪府箕面市生まれ
・1931年国枠大衆を結成
・第二次世界大戦後拘置所に収監されるが、釈放される
・モーターボート競走法を立案
・社団法人全国モーターボート競走会連合会を設立に関与し、会長就任
・財団法人日本船舶振興会(現公益財団法人日本財団)を創設し、会長就任
・社会奉仕活動家
・ギネスブックにおいて慈善寄付金の最高記録認定
