作曲家の家系に生まれた美しきバイオリニスト、服部百音さんをご存じですか。『題名のない音楽会』や『徹子の部屋』にも出演されたことのある、若きバイオリニストですが、首の傷が気になった方もいるのではないでしょうか。
また、服部百音さんを検索しようとすると、『服部百音 事故』というワードも目にします。最近何かあったのか、過去に何かあったのか、もしかして手術や病気をされたことがあるのかもしれません。
事故とはなんのことなので、首の傷は関係があるのか。調べてみるとそれだけではなく、過去には病気で手術を受けられたこともあると分かってきました。
服部百音の事故って何があった?
調べてみたところ、事故と聞いて想像するような交通事故ではなく、貼っていた湿布から交通事故と思われてしまったり、演奏中に起こったトラブルの事でした。
服部百音さんとYahoo!で検索しようとすると、『他の人も検索』という所に『服部百音 事故』と出てきます。事故と聞くと交通事故を想像してしまい、何があったのかと驚いてしまいますよね。
一つは腱鞘炎になってしまった時に貼っていた湿布が、事故後の治療のために貼っているのではないかと思われてしまったことです。ありえなくはないことですもんね。写真だけ見たら早とちりして心配してしまうかもしれません。
そしてもう一つは、演奏中に肩当てが外れたハプニングの事が事故としてとらえられているということでした。確かにこれはある意味事故とも言えます。
バイオリンを習ったことのある人や身近にバイオリンを弾く人がいないと、すぐに腱鞘炎で湿布を貼っているんだ!とは思いませんよね。
演奏中のハプニングもプロの方にとって一大事ですし、事故言っても過言ではないかもしれません。有名な方だとこうしたXで誰かがつぶやいたことから、勘違いされて伝わってしまう場合もあるんですね。どちらにしても、服部百音さんの身に大変なことが起きたわけではなくて良かったです。
服部百音の首の傷はあざ
服部百音さんの首の傷ですが、これは事故の後遺症や手術の後ではありません。『フィドラーズネック』という、バイオリニスト特有のあざだそうです。
確かにこの写真を見ると、事故の後の傷跡なのかなと心配してしまう人もいるかもしれません。でもこれは服部百音さんがどれだけたくさん練習をしてきたのか、という努力の勲章だったのです。
あざができていない人が努力をしていないという訳ではないですよ。ただ、服部百音さんの場合はあざが残っていて、それは病気やけがによってできた傷ではなく、がんばった証だったということなんです。
服部百音は病気だった?手術したのはなぜ?
事故ではなかったということは分かりましたが、それとはまた別に服部百音さんは過去に病気で闘病されたことがあり、最近では手術もされています。
子供の頃には脊柱側弯症で闘病
服部百音さんは子供の頃に脊柱側弯症という病気になり、闘病していた時期がありました。この病気は、脊椎という背骨を構成する骨がねじれて左右に曲がってしまう病気です。
ほとんどの場合原因がはっきりせず、男子よりも女子に発症しやすいとされています。服部百音さんは中学生の時に発症し、治療用の装具をつけて病気と闘っていました。
治療用の装具を身に着けて病気と闘いながらもバイオリンの練習を続けていたんですね。首の傷もそうですが、華奢で美しいその内面には、とても強く折れない一本の芯を持った方なんですね。
慢性盲腸で手術
2023年夏のXでは、盲腸で手術したことを明かされています。
しかも最初から盲腸で受診したのではなく、胃の激しい痛みで胃カメラをし、その際にストレス性胃腸炎と診断されて薬を処方されましたが、飲んでも効かず、症状が悪化して再受診したところ盲腸が発見されたそうです。
『おかゆすら食べると激痛』、『水も飲めない状態が続いた』とその壮絶さが語られています。盲腸になったことがないので想像もできませんが、胃痛だと思っていたらまさか盲腸が隠れているなんて夢にも思いませんよね。
薬で治る病気だと思っていたら手術が必要になるとは、更なるストレスを抱えてしまいます。ゆっくり休みたくても簡単にお休みもとれないでしょうし、綺麗なドレスを着てステージに立つのは一見きらびやかな世界に見えますが、ストレスやプレッシャーをとても感じる世界なんでしょうね。
服部百音の病気のエピソードまとめ!
服部百音さんの事故や病気についての真相は以下のとおりでした。
・事故とは交通事故ではなく腱鞘炎の湿布や演奏中のトラブル
・首の傷はバイオリニスト特有のフィドラーズネックというあざ
・過去に脊柱側彎症での闘病や、最近盲腸の手術をした
お名前で検索したときに『事故』と出てきたら、多くの人が交通事故を想像してしまうでしょうし、実際そうして調べた人が多かったので検索の予測ワードにも載っているのでしょう。
ですが実際は、服部百音さんという人は過去の病気や長時間の練習を積み上げた結果できたあざ、きらびやかに見えてもプレッシャーやストレスがかかる過酷な世界で輝き続ける素敵な女性だと分かりました。
大変な世界で生きておられますが、これからも活躍されるのを応援していきたいと思います。