ドラマsilentは、演技や台詞意外の表現が豊富で、考察をすると鳥肌モノの深い意味がどんどん湧き上がってきます。
その感動的な考察の中で、こちらでは、特に、silentの「色」についての考察を紹介していきます。
サイレントでは、青羽紬(川口春奈)が青い服を多く着ていたり、6話では桃野奈々(夏帆)が青いハンドバッグに憧れたりと色での表現も豊富です。
サイレントでは、服の色にどんな意味が込められているのか考察を見ていきます!
silentは服の色に意味がある?
silentでは、青羽紬が青い服が多いと話題になっています。
一方で佐倉想(目黒蓮)は、暖色系の服が多いというように、服の色に意味があるのではないかと考察されています。
色の意味を印象づけるのが、6話で桃野奈々(夏帆)が真っ青なハンドバッグに憧れるシーン。
青いバッグというとかなり特徴的ですが、青という色にどんな意味が込められるのかと注目が集まりました。
ドラマsilentは青とピンクで何を表現してるのか考察!
では、ドラマ「silent」で服の色やハンドバッグなど、色にどんな意味が込められているのか考察していきます。
役の名前が青とピンクで聴者とろう者を表現している
このツイートは、6話放送後に投稿されたものですが、1.6万を超えるいいねついてバズってます。
確かに!という納得する声が多いですね。そういう目線で役者の服の色を見てみと次のようなコントラストがあります。
青とピンクと言うと狭まりすぎてしまいますので、寒色系と暖色系で見ていきます。
まず、上のインスタは、紬が寒色系で、想が暖色系です。
想くん暖色的で、湊斗(鈴鹿央士)が寒色系ですね。
こちらは湊斗と紬は寒色系と寒色系です。
そして、佐倉家の母親・律子(篠原涼子)と、次女の萌(桜田ひより)の配色が暖色系です。
また、6話で佐倉想が乗っていた自転車の色が水色ですので、耳が聞こえる時に乗れていたものという意味で青系の色なのだとも考えれます。
もちろん、この配色以外のパターンもありますが、配色で分けているとも言えそうですよね。
サイレントの青の色の意味は世界ろう連盟など手話のロゴに青が多いから
青羽紬と主人公の名前に青を入れていたり、6話で青いバッグを使っていたりと、「青」という色には特別に意味がありそうです。
その青がどこから来ているかと言うと、世界ろう連盟のロゴからではないかと考察されています。
🔵 Shine a Blue Light On Sign Languages! 🔵
— World Federation of the Deaf (@WFDeaf_org) September 25, 2022
Austria 🇦🇹 #BlueLight #IDSL #IDSL2022 #SignLanguagesUniteUs https://t.co/Zio3jrsJTj
上記ツイートの青いライトアップの写真ですが、世界ろう連盟(WFD)から2022年9月23日の手話言語の国際デーに全世界の都市でブルーライトでライトアップをしようとイベントが開催されました。
日本でも全日本ろうあ連名を主体としてブルーライトでのライトアップがされています。
ちなみに、青の色が持つ意味ですが、例えば、次の動画で紹介されている「手話・筆談マーク」では、視認性の高さから青色が採用されているなど、実利的な意味があるようです。
さらに、色分けの意味を深掘りしてみると、世界ろう連盟のロゴは、「青、赤、黄、緑、黒」の5つの色の星があります。
この5色、どこかでも見たことありますよね。
オリンピックの5色と同じですよね。オリンピックの5つの色は、5つの大陸を意味していて、全世界の人たちが繋がる平和への願いがこめられているといわれています。
あくまで考察ではありますが、色訳することで、違いはあれど、繋がれるという願いがこめられているとも考えられそうです。
silent6話は青いハンドバッグの伏線に鳥肌!
silentで青い色が強烈に表現されたのが、奈々(夏帆)のハンドバッグ。
ハンドバッグは文字通り手に持つバッグですから、手話で会話をする時に、手で持っていると手話ができないことになります。
そのため、ハンドバッグを持つこと自体が憧れとして描かれています。
また、奈々(夏帆)がハンドバッグを持った夢を見たシーン。奈々の部屋のアイテムは青色が基調になっていました。もしも、青が聴者を表現しているのであれば、聴者に対する強い憧れが表現されているとも言えそうです。
憧れが強いだけに、聴者とは分かりあえないという気持ちが強く出てきてしまうのかもしれませんね。
まとめ
silentの服の色やバッグの色の意味、名前で表現されている青とピンクの考察をまとめました。
silentのドラマの魅力は多くの台詞によらない表現ですよね。
際立った台詞がない中で、多くの人の感情を的確に表現されていることには驚きますし、惹き込まれます。さまざまな伏線も考察しながらドラマを見てみるとより深く味わえますね。
ちなみに、1話で、紙を42回折ると月に行くという話題、本当に月に行くのか計算してみましたので合わせてどうぞ。