『一兆円』は言葉ではさらっと言えるけれど、どのくらいの量なのか、重さは?と聞かれてすぐに答えられる人はどれだけ居るでしょうか?
そこで今回は一兆円の重さ、広げた場合の総面積、体積、保管するにはどのくらいの部屋が必要なのかをまとめてみたいと思います。
一兆円の重さ・・・・100トン
総面積・・・・・1,216,000㎡(367,840坪)
一兆円の体積・・・・121.6㎥
保管に必要な部屋数・・・・6畳間を5部屋分とちょっと
結論だけ見ても規模が大きすぎて想像が難しいので、1兆円がどれぐらいになるのか詳細をみていきましょう!
1兆円の重さってどれくらい?
まず、日本銀行によると1億円(1万円札が1万枚)の重さは10㎏だそうです。
1万円札1枚は約1gです。
1兆円だと10㎏にさらに10,000をかけます。
10㎏×10,000=100,000㎏
100,000㎏=100トン
一兆円の重さの答えは約100トンです。
100トンを動物に例えると、シロナガスクジラが150トンなのでそれより少し小さめの鯨くらい。
100トンが巨大な大きさだということが分かると思います。
<1兆円>を持ち運ぶ事は不可能だし、持って帰っても保管場所はないし、銀行で機械を通して枚数を数えてもらうだけでも数週間はかかってしまい、桁が多すぎて通帳にも記載できないそうですよ!
1兆円を1枚ずつ広げると総面積でどれぐらい?
1兆円を1枚ずつ並べてみるとどうなるのか。
1万円札の大きさは縦が7.6㎝、横16㎝、厚みが0.01㎝だそうです。
1億円の面積を出してみると、100枚×100枚で1万枚並べると1億円となりますので、
7.6m×16m=121.6㎡。
1億円の10000倍が1兆円ですので、121.6㎡×10,000=1,216,000㎡
大きな広さを表すときによく使われるのは、東京ドーム何個分ですよね。
東京ドーム1個分は、46,755 m2のようです。
1216000㎡÷46,755㎡=約26となりますので、
1兆円を全て広げると東京ドーム26個分ということになりそうですね。
1兆円の体積は?
一兆円の体積ですが、まず1万円札は縦が7.6㎝、横16㎝、厚みが0.01㎝だそうです。
この1万円札を縦、横に100枚づつ(100枚×100枚)1万枚並べると‥‥。
7.6m×16mになります。(1億円)
これを上に1万枚積み重ねれば1兆円になります(高さ1メートル)。
体積を求めるには7.6m×16m×1m=121.6㎥
1兆円の体積の答えは121.6㎥です。
1兆円を現金で保管するのに必要な部屋の大きさは?
一兆円を6畳間に保管すると仮定します。
天井高2.5mほどの6畳間の体積は約24㎥だそうです。
一兆円の体積の121.6㎥を24㎥で割ると‥‥
121.6÷24=5.066‥‥
結果、一兆円を六畳間に保管するには5部屋と少し必要となります。
まとめ
一兆円をこのように数字で表してみるとだいたいどれくらいの量や重さなのか少しは想像ができたでしょうか?
もしも一兆円が手元にあったとして、1,000万円を毎日使ったとすればどれくらいの期間で全部使い切ることが出来るのでしょう?
1,000万円を365日使ったとしても100年で3,650億円にしかならなりません。
このことから考えると1兆円を全て使いきるには約300年かかるそうです。
仮に生きているうちに絶対に全部使い切らなければならない状況になったとしたら‥‥?
FXに費やす?
ラスベガスのカジノで使いまくる?
毎日、国内外の新築マンションを買い漁る?
毎月、宇宙旅行をする?
毎日、1千万円づづ豪遊する?
どんなに頑張っても生きているうちに全部使い切るのは並大抵のことではなさそうです( ゚Д゚)
親も子も兄弟も居ないとすれば残ったお金は全て寄付するようになるのでしょうか‥?