子供の成長や季節の移り変わりに伴いサイズが合わなくなってしまい、結局数か月しか着させてやれなかったベビー服などはどうされていますか?
捨ててしまうのは勿体ないし、誰か貰ってくれないだろうか?と悩んだ経験をお持ちになった方々が多少なりともいらしゃるのではないでしょうか?
みんながみんな同じ思いなら何も悩む事はありませんが、「お下がり」の受け止め方が人それぞれ違って迷惑に思われる場合もあるので、そのやり取りとなるとあげるほうも貰うほうにとっても難しいですよね!
今回は、お下がりの心理!嬉しい?迷惑?あげる言い方や断り方などを両方の立場からまとめてみました。
お下がりが嬉しい心理と迷惑な心理!
まず最初に、お下がりが嬉しい心理と迷惑な心理を分かりやすいようにそれぞれ箇条書きにしてみます。
- 友達や親戚の大きくなった子の「元気と健康」まで一緒にもらえる気になり縁起が良い
- 自分では絶対に選ばないデザインの服があるので楽しい(ある意味、福袋のような感覚)
- とにかく子供はたくさん汚すし、ブランド服でも躊躇せず着せられるのが良い
- 相手の子のことを思って大切な服をくれる事が幸せに感じられる
- 着古された服は肌触りが良く度重なる洗濯にも丈夫なので助かる
- 成長に合わせて新たに買い揃える手間が省けて節約になる
- 子供に着させられないものは手芸用の布にして使える
- 子供服も店によっては安く買えるからお古なんて可哀想
- シミだらけ、色あせ、毛玉だらけの服が入っていたら困る
- たとえブランド物だとしても好みが合わない場合がある
- 安物でも新しく綺麗なものを着させてあげたいから
- 人が使ったものは汚い感じがして嫌い
- 油性マジックで名前が書いてある服が入っている事がある
貰って嬉しい心理と迷惑な心理を読み比べてみると確かにどちらの心理も分かるような気がしますね。
しかし、あるアンケートでは15人のママのうち、13人が「貰って嬉しい」と答えたそうです。
お下がりをあげる言い方は?
知り合いなどにお下がりをあげる時にどんな言葉を使ったら良いでしょうか?
まずは、お下がりを貰って欲しい相手に服を見せて「こんなのだけど使う?」と声をかけたり、「この中からもし要るものがあったら取ってね」と声をかけます。
もし、相手が貰ってくれそうであれば、複数の服であれば「必要ないのは遠慮なく処分してね」とか「いらないのは遠慮なく雑巾にしてね」と付け足しておくのも良いかと思います。
「この中から気に入ったのだけ選んでね!あとはバザーに回すから」という言い方も相手に気楽な気持ちで選んでもらえるかもしれません。
いずれにしても全部を袋に入れて渡すより、可能であれば前もって見てもらってその中から取ってもらったほうが、相手からゴミの処分をさせられたなんて誤解を受けずにすむ事もあるかもしれません。
もしも、相手が気ごころが知れた人であれば…
「子供服いる?もう間に合ってる?」
「着せられなくなったのがいっぱいあって処分に困るし、もし良かったら貰ってくれない?」
こんな風に声をかければ、相手も要らなかったら断れると思います。
どんな場合でも相手の立場になって考えて出来るだけ状態の良いものを選んで「お下がりいる?ブランド物はないし普段着だけれど」などと控えめに言っておいたほうがよいでしょうね。
お下がりはいらない!上手な断わり方は?
今度はお下がりはいらない!と上手に断るいくつかの方法です。
家族には悪いですが、断る理由を家族のせいにする事、例えば、「私は欲しいけど夫が新品しか着せないっていうの」「お姑さんがお下がりはダメだって!」などと言えば相手も仕方ないと思うでしょう。
あるいは、「親戚から服がたくさん来てしまってうちも余っているから、誰か必要な人に着てもらってね!」、「最近はフリマサイトに出せば結構売れたりするよ!」と言って、時間があれば一緒にスマホアプリを見てあげるのもよいかもしれません。
他には、「ごめんなさい、子供服はたくさんあり過ぎて家が狭いから今でも収納に困っているくらいだから」と言えば相手を嫌な気持ちにさせないし、その上で相手に「いらない」という気持ちが伝わるような言い方を心がけるのが大切です。
やはりこの先も付き合っていく相手なら角が立ってストレスが溜まらないように言い方も気を付けたほうがいいですよね。
お下がりを欲しがるママ友の対処方法は?
お下がりを欲しがるママ友に困った経験はありませんか?
中にはまだ使っているのに「それ使わなくなったら回してね!」なんて予約までしてくる図々しいママ友に腹が立ったという人も実際におられるようです。
そんな時には「もう別の人にあげる約束をしているから」と断ったり、「人から借りてるものだから使い終わったら返す約束をしているから無理なのよ」という方法もあるでしょう。
何かにつけてお下がりを欲しがるというのは経済的に苦しいとか、敢えて買わずに誰かのお下がりを待つというケチな性格なのかもしれませんが、相手の気持ちを考えずにズケズケと言ってこられるとうんざりしますよね!
あまりにもしつこいようならある程度子供さんが大きくなるまで一旦距離を置いたほうがよさそうですね。
まとめ
成長スピードの早い赤ちゃんの服などは、中には一度しか着させていないなんてものが多々あると思いますがそんな時に『お互いの負担にならないお下がりのやり取り』が出来れば理想的ですよね。
お下がりをあげたら失礼にならないかと迷っている人。
逆にお下がりを貰うのは有難迷惑って思っている人、それぞれだと思います。
そんな中で、数千円もするような高価なお宮参り用のベビードレスなど一度しか使わないアイテムなどを貰うとラッキーだと喜ばれる方が多い気がします。
あと、貰って嬉しくないものは「靴」という意見もあります。
靴は履いた子の「履き癖」がついているのでよくないみたいですが、逆に長靴は雨降りしか履かないしサイズがすぐ変わるので買い替えが必要ですが何分にも高価なので、お下がりの長靴が貰えると助かるようです。
あげる側も貰う側も相手の気持ちを考えて最低限のモラルを守って気持ちの良いやり取りを心がけたいですね。